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自分自身のリスク管理

270 2012年8月19日
 自分自身のリスク管理
 前号でリスクについて書きましたが、健康リスクはマスコミで騒がれているものより、より身近で、普遍的なもので自分自身では気が付かないか、あえて見ようとしないものが多いようです。
吉田兼好の徒然草に次の文があります。
 「四季はなほ定まれるついであり。死期はついでをまたず。死は前よりしも来らず、かねてより後に迫れり。人皆死あることを知りて、まつこと、しかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満がごとし」
 四季の推移は規則的だが、人間の生死は必ずしもこの秩序に従わない。沖の干潟は、前方、遥かかなたまで残っているのに、潮は後方、岸の方から道寄せてくるようなものだ。と説いています。
 健康リスクも急に襲ってきて慌てる。しかし、新聞や雑誌を読んだり周りの人を見みたりして学んでいくとリスクを知り予測できるかもしれない。潮は時間とともに押し寄せ予測可能です。
 役所を辞めて10年、68歳になります。私自身の健康リスクについて考えてみました。
 50歳前半で「健康生きがい作りアドバイザー」の資格を取り、仲間とグループを作り活動してきました。当時の大きなテーマは団塊世代の定年後の生き方についてでした。サラリーマンが慣れ親しんだ職場を離れることは、生きがいの喪失につながる大きなリスクなのです。生きがいは、必要とされているか。役にたっているか。家庭内での位置、仲間との関係で得られるものかもしれません。趣味や仲間を作るか、働くことが出来ればよいのですが、うまくいかないと熟年離婚、体調不良、うつ、自殺等のリスクが高まります。生きがいを感じると健康面でも良い影響がでます。健康生きがい作りアドバイザーとして、なかなか有効なアドバイスは出来ませんでしたが、自分自身の定年後の生き方については参考になりました。
 私は現役では市役所で食品衛生監視員という仕事が長く、その経験を生かして自分で仕事をと思い食品衛生コンサルタントを自宅で開業しました。食品関係の事故が多発し、仕事も続けられました。私の知識が少しはお役に立っていると思えることが私の生きがいとなっています。経済面と健康面から人生の大きな時期を乗り越えられたと思っています。
 家でのデスクワークが増えて運動不足となり、足が弱くなってきたので、5年前からスポーツジムに通っています。そこでピラティスのインストラクターの平木さんに出会いました。平木さんは毎月研修に出席し、熱心に解剖学を加えた科学的なピラティスを学んでいて、学んだ事をレッスンに取り入れて教えてくれます。
 最初のレッスンでマットに仰向け寝て、「身体の力を抜いて、自分で身体を感じなさい」と言います、次に胸式呼吸を行います。「鼻から吸って、腹圧をかけて、口から吐いて」と的確な注意をしながら15分位続けます。今までそんなに深い呼吸を長時間続けたことはありません。仰向けの姿勢で行いますのできつくはありません。「最初はなんじゃこりゃ」と思いましたが、終わるとなんとなく気分も爽快になります。不思議なレッスンです。
 心臓は、動脈硬化が無ければ、非常に強い臓器です。長生きする人は、ほとんどが心肺機能が強いと言えます。心肺機能とは、心臓の丈夫さと肺の丈夫さですが、まず肺を鍛えることが土台です。肺を鍛えれば、心臓も強くなるのであって、心臓を鍛えても肺は強くなりません。また、すべての病気は酸欠が引き金である。という学者もいるように、体が酸素欠乏気味というのはあらゆる病の原因になります。
 肺活量は40歳後半からの減少が目立つようになり、高齢者では肺を1/3位しか使ってないそうです。肺活量が減るのは、呼吸運動を行っている筋肉(肋間筋・横隔膜)の筋力低下や、胸郭(胸部の骨格)の軟骨の骨化、関節の可動性の減少などによります。年齢が増加すると肺のなかの残気量が増えるので、酸素と二酸化炭素(炭酸ガス)の交換の能率が悪くなります。
 肺を鍛えるとは、「吸った空気を全部吐き出す筋肉を鍛えること」です。なぜ出す空気が重要であるかというと、肺の中の空気を全部出さなければ、新しい空気は入ってこない。新しい空気が入ってこなければ、呼吸をしても酸欠状態になる。ところが、厄介なことに、肺の空気を出す筋肉は通常の運動では鍛えられないのです。
 呼吸はただ酸素を取り込むためだけに行なわれるものではなく、心身をリラックスされるためなどに活用することが出来る優れた健康法です。呼吸法には用意しなければならないものが無く、身体一つで出来るのが最大のメリットです。
 理屈で分かっても、自宅で続けることは難しく、定期的なレッスンで行わないと肺は鍛えられません。最初、肋骨は動きませんが最近では呼吸で動かす事ができるようになりました。「胸式呼吸で血中酸素を高め、お腹を締める運動で内臓をマッサージしながら内臓の位置を正常にし、尿漏れを防ぐことができます」という説明を聞いて、加齢とともに進行する健康リスクを予防する最適なエクササイズと思いました。酸素の取り入れ口と老廃物の出口を鍛えることが高齢者にとって重要です。オムツはしたくないでしょう。
 ピラティスでは、インナーマッスルの腹横筋や日頃動かしてない筋肉や関節を動かし、可動域を広げ、身体全体のバランスを考え、血流を促進し老廃物を排出します。ストレッチ系の運動をすると、年ともに筋肉が収縮している事がわかります。数年前から朝足がつって目が覚めることがしょっちゅうでしたが、ふくらはぎやハムストリングスを延ばし、足底を鍛えて少しずつ良くなってきました。
 新聞の死亡欄を見ても、肺炎、肺ガンで亡くなっている人が目立ちます。肺を鍛えること、縮みいく筋肉を伸ばしていく事は姿勢を保ち、身体を正しく保持するために必要で、肩、腰、膝痛の予防ともなります。このようにピラティスやヨーガは特に男性高齢者にとって最適なエクササイズですが、残念ながら男性の参加者は少ないです。
 さらに健康リスクとして、肝臓病、糖尿病、高血圧、骨粗しょう症があり、予防には適切な食べ物と適度の運動が必要です。身体のバランスを整え、血中酸素を高めることはこれらの病気にも良い影響がありそうで、薬は服用していますが、血圧はほぼ正常値を示しています。
また、痴呆の予防として、人と話すこと、文章を書く事で脳に刺激を与え続けることで
すスポーツジムで多くの人と話し、仕事に生きがいを持つことです。それと、私はこの
マガジンを月2回執筆することが脳の活性に役立っていると思います。
 これから先も次々に健康リスクが襲ってきますが、多くの人の体験により、予防する方法を見つけることができます。
 私は単に長生きを望んでいるのでなく、いずれ天命がきたら潔く行くつもりで延命装置は拒否するよう家族には伝えています。天命まではリスクを避けて元気に健康で亡くなるピンピンコロリを願っているのです。



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