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食品衛生7S実践事例発表会」

308 2014年3月16日
「食品衛生7S実践事例発表会」
前号に引き続いて「食品衛生7S実践事例発表会」から優秀課題に選ばれた株式会社あわしま堂の発表について書いてみます。愛媛本社工場京都伏見第一工場京都伏見第二工場品質保証室花野章二氏が発表しました。
 あわしま堂は創業1972年で資本金:2億1393万円、従業員:798名で愛媛と京都の工場で、約120アイテムの和菓子、洋菓子を製造しています

【食品工場7Sの取組み】
 加工乳による大規模食中毒事故(2000年)以来、消費者の食品会社に向けられる目線が非常に厳しくなり、安心、安全な食品が提供できなければ生き残ることが出来ない時代になりました。当社での「5S活動」としてのスタート当初は、品質管理担当者が地道にコッコツと5S巡回とその数値評価を続けていました。
 そうする内に、その数値評価と商品事故の増減に相関関係が見えてくるようになり、経営トップの理解と後押しを得て前進するようになったのです。
 今では、全社的な活動に成長しつつあり、継続的改善を進めています。商品事故減少効果のほかにも、生産性向上、労災防止など利益を出す工場に変化するだけでなく、工場に視察、監査、見学に来られた得意先様、一般のお客様に「安全、安心な工場」を見ていただくことによる大きな「営業活動」となっています。

私のコメント
 食品衛生7Sを定着して発展させることは非常に難しく、品質管理担当者が地道にコッコツと5S巡回とその数値評価を続けていくことで成果が見えるようになって経営者に認められてシステムとして始めて定着しています。ここまでの道のりが重要です。職場がきれいになり、全員が前を向き、モチベーションが上がってくるとうまく回転して成果が出てきます。
 食品衛生7Sは上手な営業活動なのです。工場見学や商談に来られたお客様が玄関に入った瞬間にきちんと整理・整頓されて元気な挨拶をされるとそれだけで印象が良くなります。企業イメージを上げる良いシステムです。 

【整理】
 先ず、不要品を徹底的に排除することから開始し、「必要なもの」と「不要なもの」の中間品を「不急品」として管理するようにしました。廃棄の判断・決断のできる役員の方にも入っていただいて「不要なもの」は廃棄しました。
【整頓】
 必要なものを、必要なときに、必要なだけ、誰でも、すぐに取り出せる状態にする」ために『3定』(定位、定品、定量)を徹底的に行いました。
【清掃】
 食品工場の清掃は食品残渣を徹底的に除去すること「清掃しやすい工夫、汚さない工夫、清掃を忘れない工夫」この3つの工夫を忘れずに進めています。
【洗浄】
 食品工場における洗浄には「顕微鏡レベルの洗浄精度」が求められる。対象物ごとに汚れの質、量から洗剤の種類や洗浄方法を決めてマニュアル化を行います。
【殺菌】
 「加熱によるもの」「塩素系殺菌剤によるもの」「アルコールによるもの」3つの方法の組合せで行い、拭取り検査を継続することによって効果の検証を行います。
【躾】
 決めたこと・決められたことを・誰もが、当り前のこととして実行できるために、「伝え方」「楽に出来る工夫」「実行せざるを得ない状況作り」を大切に取組んでいます。
【清潔】
 手洗い、作業服の清潔、作業者の清潔、防虫防鼠などの取り組みに加え、ドライフロア化を進めています。

私のコメント
 基本に忠実に実行されています。不急品の管理についても保管する場所を決めて責任者を決めています。清掃しやすい工夫として、備品が動かせるようにしたり、下部が清掃しやすいように上げてモップ等で下を清掃できるようにしたり、ドライ化をして、作業効率を上げたりと工夫しています。ある程度の設備投資は必要で会社の理解がないと進められませんが、経営者も食品衛生7Sを理解して応援しています。

【維持、向上】
 品質保証室メンバーが定期的な数値評価を行い、製造部門はそれに対する改善の繰り返しを継続しています。また、現在の社長は叱咤激励ばかりでなく、自ら全工場の各製造ラインに定期的に入られて現場責任者と共に評価をしてくださっています。大きな力になっています。

【食品工場7Sの効果】
 商品事故は毎年、着実に減少し、当初の目的を果たしているだけでなく、工場内の見た目はもちろんのこと、雰囲気も変わり活き活きとした工場になったと感じています。お客様に工場を見ていただくことは工場のできる営業活動にもなっており、「食品工場7S」は利益を生み出す活動に育ってきました。
 今後はトップダウンとボトムアップが上手く融合した活動を目指したいと考えています。全員参加型の「食品工場7S」の改善活動を継続することは、大きな問題となってしまった食品工場内での農薬混入などという事態をも未然に防止し得る大切な活動であると確信しております。

私のコメント
会社全体の一体感を感じます。全員参加型の「食品工場7S」の改善活動が社員のモチベーションを向上させ、会社のイメージを高め、その結果、クレームの減少、営業成績に繋がる好循環を生んでいます。食品衛生7Sの素晴らしさを示した発表だと思いました。



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