スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

食品の偽装問題につい

301 2013年12月1日
食品の偽装問題につい
 阪急阪神ホテルズが食材の誤表記を発表したことに端を発する食品偽装問題。その後も多くのホテルや百貨店で偽装表示の発覚が相次ぎ、大きな社会問題となっています。一流のホテルに広がり、百貨店、中堅のファミリーレストランでも同様なことが行われていたと発表がありました。
 牛脂注入加工肉(成形肉)をビーフステーキと表示、ロブスターを伊勢エビと、バナナエビを芝エビと、ブラックタイガーを車エビをメニューに表示して提供していました。いままで報道はされていませんでしたが有り得る話だと思っている人は多かったと思いますが、しかし、一流ホテルのビーフステーキが成形肉、伊勢エビがロブスターだったということには驚き、憤慨した人が多いと思います。
 この件は景品表示法の違反が疑われるケースでほとんど取締りを行っていなかったのでしょう。食品衛生法の表示は包装された食品に対する規制で、調理されて飲食されるメニュー表示は該当していませんので、監視に入る機会の多い食品衛生監視員はチェックしていませんでした。
ロブスターやバナナエビ、ブラックタイガー等は安全には問題が無く、店の雰囲気を含めて美味しく食べて代金を支払っています。報道を聞いてだまされたと思った人いたでしょう。
しかし、牛脂注入加工肉(成形肉)は安全に問題があります。食中毒菌で死亡率が高い病原性大腸菌O157は牛の腸内に生息していることがあります。そのためと殺の際には肉の部分が汚染されないように腸の内容物が飛散しないように注意していますが、肉のカットされた表面が病原性大腸菌O157や他の病原菌に汚染されているリスクは残ります。肉のステーキではカットした部分は焼くため殺菌されるので、レアでも食べられます。たたきの場合で中は生でも周囲は焼きますので菌にさらされた部分は殺菌されます。しかし成型肉の場合、肉の中心部に菌が入り込み表面を焼いただけでは菌は生き残ります。病原性大腸菌O157は少ない菌量で発症します。2009年には、ステーキレストランチェーン「ペッパーランチ」で、成型肉を使用した「角切りステーキ」の加熱不足から、O157による食中毒が発生しています。2011年にはステーキハンバーグ店でO157による食中毒が発生しています。病原性大腸菌O157の食中毒は死亡率も高く、甘くみてはいけません。
 牛横隔膜はハラミとして焼肉では昔からよく食べられてきましたが、柔らかくするために酵素添加物を使用したり、厚切りハラミにするために重ねて結着剤でくっつけたりします。
酵素添加物を注入してやわらかくした赤身の部位に牛脂などをインジェクションという注射針が針山のようになった機械で注入し、人工的にサシを入れることで、霜降り肉まがいを作ります。テレビでこのような成型肉をみましたが気持ちが悪いほど霜降りがでています。私は本物の霜降り肉も好みません。肉の部分に脂肪が入っているのをみると何だか牛の病気じゃないのと思ってしまうからです。人間で言えば肥満で肝臓障害が疑われます。
テレビで高齢者向けの箸でも切れるようなやわらかい豚肉を紹介していました。同じ方法で針山のようになった機械で筋を切り、酵素液につけてやわら画して高齢者にも食べ易くしたものです。成形肉も目的を持って作れば良い物ができます。
正肉と端肉と牛脂などを混合して結着剤などでくっつけ、サイコロステーキなどにします。外食産業用に流通していますが、一般スーパーでも肉加工品として「サイコロステーキ」や味付けされた「カルビ焼肉」のような名称で売られています。“成形肉”“結着肉”という表示があります。成形肉は十分な加熱調理をしないと食中毒発生の可能性が高い食品です。
ホテルにはカットされたものが冷凍で入荷され、箱には「加工肉」と表示され、使用原材料も記載されていたはずです。これらをメニューにステーキと書くのは、景品表示法の違反です。理由は消費者庁の「表示に関するQ&A」のQ53に次のように書かれています。
成型肉はスーパーや肉屋などで生肉として販売することは禁止されています。食肉加工食品としてなら生であっても販売できます。またファミレス、ファーストフード、弁当、焼肉店、しゃぶしゃぶ店など、外食産業での利用は全く問題ありません。ステーキ、しゃぶしゃぶ、焼肉、カツ、などに利用されます
成形肉に加工する際に、調味料、結着剤を使用しますので、これらの原材料に牛乳が使われており、小麦も使われている可能性が高いです。調理品は法的には表示の義務付けはありませんがアレルギーを表示するのは、お客様がアレルギー症状が出たとき何も知らせてないと責任を取らされることになります。
このような偽装表示は、「どうせ食べたって誰も分からないよ」「みんなやっているのだから」と思っていたのでしょう。赤信号を皆で渡っていると思っていたら内部告発で報道されたのでしょう。そもそもテレビのグルメ番組などが高級食材を使った料理を取上げた結果、原材料のブランドを表に出して高く売ろうとしたからです。「安い原料を使用して高く商品が売れれば儲かるから」この言葉に偽装の本質を表す事が出来るのです。



 
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

consalmasa

Author:consalmasa
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。