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タイ取材報告 3

26 2002年5月5日
タイ取材報告 3
 RKB毎日放送『電撃黒潮隊』「タイの屋台は衛生的 食品Gマンの目」の撮影でタイに行きました。
 タイにはABCキルトの関係でちょくちょく行っていますが、チェンマイにそのまま行っていましたので、バンコクは10年ぶりです。以前はいたるところにあったスラムが減り、高速道路も整備されています。
 タイの家庭料理を食べるという企画で運河沿いの家庭に小船でおじゃましました。すぐ近くの市場で材料の買出しに同行しました。近くと言ってもトラック改造のバスに5分位の乗った所でした。近くという感覚が違ってました。

 グリーンカレー、漬物スープ、生野菜や焼き魚のドレッシングを作っていただきました。お母さんは手早く、料理していきます。グリーンカレーのペーストにショウガやにんにく、天然の香辛料を入れてすり潰しながら作ります。
 とにかく、加工食品は使わず天然の野菜、果実、木の実をたくさん使って味を作っていきます。そのため、食材の数がすごく多くなります。日本で健康のために1日に30品目以上摂りましょうと言われていますが、タイでは、1回の食事で40品目以上の食材を楽に摂る事ができます。それに、野菜が多く、豚肉、鶏肉を上手に使っていました。

 以前私が調査した事件ですが、ある幼児から腸管出血性O157が検出されたとの届出があり、通っている保育園の調査に入ったら、園児及びその家族27名の便からO157を検出しましたが、最初の1人以外発症者がいないことがありました。
 給食のメニューを見ると品数が多く、それに毎日昼食か夕食に納豆ひじき、漬け物、梅干しがでており、ヨーグルト等発酵食品も多いのが特色です。
 発症が少なかった原因は、日常の食生活にあるのだと思います。栄養のバランスと言うか、たくさんの種類の食材を食べて、腸内フローラ(腸内微生物の組成)を豊かにすることで、かりにO157がお腹に入ってきても、悪さをさせないような丈夫な身体にすることが大事です。殺菌された冷凍食品や加工食品ばかりですと、腸内微生物が少なくなり、O157を抑える事ができなくなり、発症して、重篤になります。昔から食べていた食品、日本の風土にあった納豆や漬け物(糠漬け)等の食品を見直すことが必要と思います。
 日本のテレビでは、ある特定の食品を取り上げ、何に良いとか、改善するとか報道しますが、間違いはないでしょうが、その食品だけ、その成分だけがよいわけではないでしょう。タイのお母さんの手料理のように、自然な香辛料、香草をふんだんに使い、野菜たくさんのバランスの取れた料理が身体に良いのでしょう。

 今まで、食品衛生監視員という危害を防止する立場で、健康危害というマイナス面から「食」を考えて来ましたが、退職してすぐタイを取材して、身体を作る食事についてもこれから学んで行きたいと思いました。 盛夏の暮れなずむころ、運河沿いのバルコニーで川風にあたりながら、お母さんの手料理をおいしくいただきました。それにしても、屋台や町の食堂、家庭料理を食べてみて、タイは豊かな国だと実感します。料理にはずれが非常に少ないのです。
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