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「あるある大事典2」などの健康番組の功罪

137 2007年2月18日
「あるある大事典2」などの健康番組の功罪
 昨年暮れに「健康食でまさかの「低栄養」 高齢者の食に危険な偏り」というニュースがありました。
和食中心にバランスのよい食生活を送っていると思われていた高齢者が近年、摂取する食材の偏りなどで低栄養状態になる危険性が高まっていることが分かった。
  http://www.sankei.co.jp/seikatsu/shoku/061231/shk061231001.htm
 私たちは健康維持のために食事をしています。日常食べている食品は、何らかのリスクがある場合があります。リスクがあるというとギョッとしてその食品を避けるようにします。一般の人は食品添加物、残留農薬、BSEをすぐ思い浮かべるでしょうが、危ないのではないかと言われているこれらの物質は、国が安全性を審査して許可を出し、使用に付いても厳しいチェックがあり危害はほとんど発生していません。

 関西テレビの「発掘!あるある大事典2」で納豆のダイエット効果に関するデータ捏造があったと大きな問題になっています。このような番組で過去にココア、ブルーベリー、にがり、寒天とテレビの影響で売り切れ続出となるようなケースが多々ありました。フードファディズムという言葉があります。特定の食品を食べるだけですっかり健康になる、などという宣伝をそのまま信じ、バランスを欠いた偏執的な食生活をすること。あるいは、特定の食品を口に入れて病気になったなどの情報に接し、その具体的な量に関するデータも確認しないまま、それを感情的に漠然と記憶し、その食品を全く口にせず、バランスを欠いた偏執的な食生活をすること。とあります。参紹 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 私は食品のリスクは、食品衛生監視員の時の経験からウイルスや細菌、かびといった病原微生物による食中毒の方が患者数という具体的数字が出ており、リスクは大きいと考えていました。しかし、数字として出て無くても、栄養学的なリスクの方が高いのかもしれません。
 皮肉なことに、テレビや健康食品からの情報で健康に良いとか悪いとか言われると影響されて食べ物の選択と排除がはじまります。そして、食べる物の種類が少なくなります。さらに、高齢社会で一人暮らしの高齢者が増えてきて、健康を気にするあまりテレビの健康情報を良く見ます。知り合いの高齢者からコレステロールが高いからお肉もジャコもイカ、卵もダメと思い食べれる物が少なくなったと聞き驚きました。それに1人暮らしは食材をたくさん使う料理は難しいし、スーパーの惣菜売場は、揚げ物が主流で野菜物が少ないです。
 今、多くの人々は食に対する不安を持っています。そのため健康食品、サプリメントが良く売れて、健康を扱ったテレビ番組が視聴率を稼ぎ、そのため不安をあおり、あれを食べたら良いとか食べたら悪いとかの情報が飛び回っています。ミクロ的に見ると間違いはなくても、食べ物の選択と排除が行き過ぎて、食生活全体のバランスを崩しているケースが多いのではないでしょうか。食品添加物となると表示を見て何でも悪いと思っている人がいます。例えばpH調整剤と書いていると身体に悪いと思い、そのくせ黒酢は高いお金を出して購入します。pH調整剤はクエン酸、りんご酸等のいわゆる酢で成分的に黒酢と同じです。包装麺はpH調整剤でpHを下げてす。食品添加物による健康被害はほとんど発生していません。

高血圧、通風と偏食、野菜不足、食べ過ぎと食物のバランスを崩すリスクの方がはるかに高いと思います。はっきり言ってテレビの健康番組や健康食品の広告を見て神経質にならないようにすることです。そのためには出来るだけ多くの食材を摂ることです。食材が増えると自然に野菜類は増えています。

 昨年12月に3泊4日で上海旅行に行きました。パック旅行で食事付きでしたので、ほとんど全てのメニューの写真を撮ってきましたので、食事のバランス面で検討したみました。毎食10~14皿で30程度の食材で、野菜物5割、肉、魚介類2割、ご飯、麺類3割といった比率です。食事は朝のビュフェを除いて、8人で回転テーブルを囲み各自で注ぎ分けて食べるスタイルで、ワイワイ言いながら多くの食材を摂ることが出来ました。生肉、生魚介類の生ものは無く、生はパセリと果物位でした。前菜以外は供食直前加熱食品で微生物学的リスクもありません。料理の売れ行きはいつも野菜の炒め物がよく、肉類、魚の大皿、鶏料理は残すケースが目立ちました。朝食を合わせると1日の80品目の食材を摂っていました。野菜類をこれだけ多く摂るとお通じは良くなりますし、バランスの良い中華料理は身体で良いと実感しました。日本ではこれだけの野菜は摂れません。どれも美味しかったので食べ過ぎには注意する必要があります。

 情報に振り回されて選択と排除で考えるよりたくさんの料理を大勢で楽しく食べる機会を増やすことです。食材が増えると野菜が増える傾向になり、食品のバランスが取れてきます。サラリーマンの昼食でも大量に製造して配達する宅配弁当(食材20品目程度)の方が飲食店の昼の定食(10品目程度)より食材が多いようです
 
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