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危害分析の思考

210  2010年2月21日
危害分析の思考
先日、地元生協主催で消費者向けに講演を行いました。参加者は3つのグループに別れて、最初に聞きたいことを各自大きくメモ書きして見せていただき、メモを参考に講演し、最後にグループ討議を入れた参加型の研修でしたので質問も多くでました。「食の安全を守るシステムであるHACCPが何故、日本で普及してないのでしょうか?」という質問もありました。
食品製造者及び消費者にHACCPの評価が低い原因は、日本が食料輸入国で従来の国内基準だけで良いと思い国際基準の事が理解されてないこと。企業がHACCPを看板と考え認定されることを目的としたこと。それと、設備にお金がかかり、運営するためのシステムが十分でなく、教育やしつけが重視されなかったこと。HACCPが工場だけ、HACCPチームだけのものとなり、全社的な広がりが出来なかったことで評価が上らず、思うようにメリットが見いだせなかったことです。さらに、過去にHACCPをリードしてきた企業が大きな食中毒事件を起して信用を無くした事が影響しています。

HACCP普及の初期に私も審査に加わりました。今から考えると危害分析という思考が日本では十分に理解されずに、工場内を中心に考え、フードチェーンの考えが不足していて原材料由来の危害を軽視していたことです。危害分析の思考方法は危害を予測して予め対策を取ります。可能性がある病原物質の性質や事件事例から予測します。予測して対策を取るのですから、企業によって危害の発生確率や程度、危害が発生した時のダメージが異なりますので、危害防止対策も設備・構造といったハードで行う方法と作業手順を定めるソフトでリスクを低減できる方法でできるはずです。

この考え方は食品衛生だけでなく、健康問題にもあてはめる事ができそうです。私のように齢を重ねると病院で検査しなくても、これから悪くなりそうな(危害)がある程度予想できます。同年齢以上の人の様子やテレビのCMを見ると、腰痛、肩痛、膝痛、高血圧、糖尿病、肝臓病が予測されます。健康診断のデーターも重要ですが、外形的な腰痛、肩痛、膝痛は痛まないと健康診断でもわかりません。しかし、筋力の衰えは本人ならわかります。早めに予測しておれば、対策が早くできます。それが予防医学です。
膝痛の大きな原因は筋力の衰えから膝の接合部がぐらつき膝の軟骨の片減りによる磨耗です。残念ながら、軟骨は再生しませんので軟骨の磨耗を防ぐため接合部がぐらつかないよう筋肉を鍛える予防対策が大事です。私は100円ショップで自転車のチューブとフィットネスボールを購入しました。椅子に座り自転車のチューブを輪にして二重にし両足首を入れて、後ろ足を固定し前に引っ張ります。この運動はハムストリングスが鍛えられます。逆に前足を固定し後足を後ろに引っ張る運動は大腿四頭筋が鍛えられます。次にゴムをひざに巻いて股を広げる運動とフィットネスボールを股でつぶす運度は骨盤を安定させる中殿筋を鍛えることにより、横ブレが防げ、ひざにかかる負担が少なくなります。また、椅子の背を掴んで片足立ちで膝に圧力をかけて膝のサポーターとなる筋肉を鍛える運動を行なっています。
腰痛、肩痛は主に背骨のゆがみからで、原因は姿勢の崩れと筋力の衰えです。
 私はスポーツジムでピラティスの教室に入っています。ピラティスの基本姿勢は、仰向けに寝てひざを立て左右の腰骨、恥骨の3点を床から水平に保つ。坐骨は床から浮かないように注意し、背骨は反り返らせず、S字カーブを保つことで、正常な姿勢を保ちます。その状態で数分間大きく深呼吸を続けます。呼吸法は鼻から息をゆっくりと吸い、肋骨(ろっこつ)を左右と背中側に大きく広げるように空気を送り込むのがコツです。この呼吸を数分続けることで背骨のゆがみを矯正することができます。さらに基本姿勢から恥骨を上下させて腰骨のゆがみを直します。その際、小さめなジーパンを履くようにお腹を引っ込めたまま、ゆっくり頭や足を上下して、背骨の1つ1つについている筋肉を鍛えて背骨を正しくし、腹筋の下にある下腹を締め付けるインナーマッスルを鍛えることにより、内臓を正常な位置に保ち、運動することで内臓のマッサージまでおこないます。
肺を広げる運動は年とともに減少する肺活量を増やす働きがあります。心肺機能とは、心臓の丈夫さと肺の丈夫さであるが、まず肺を鍛えることが土台であります。肺を鍛えれば、心臓も強くなります。心臓を鍛えても肺は強くなりません。また、身体が酸素欠乏気味というのはあらゆる病の原因になります。肺を鍛えるとは、「吸った空気を全部吐き出す筋肉を鍛えること」です。ピラティスの胸式呼吸は、横隔膜を鍛え、肺活量を増やすことができるそうです。

危害分析は他社の事例や感染経路等で危害発生を予測するという先を見て行動する事が基本です。一方、製品検査や健康診断は現状を検査して、結果から過去を探ることになります。膝の軟骨が磨耗して膝痛が出てからの治療より、毎日の簡単な予防運動の方が効果的です。軟骨は再生しませんので高価な健康食
品の効果はどうなのでしょうか。先を見て危害を予防する方が効果的なのは自分自身の健康についてもいえることです。
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