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老年力 老境こそ第二の人生

285 2013年4月7日
老年力 老境こそ第二の人生
 桜が満開の3月末の日曜日、私の古希のお祝いを家族でしました。お祝い事は数え年でするようなので、満69才です。58歳で市役所を辞めて早や11年経ちます。食品衛生コンサルタントとして独立して10年になります。うまく転進できたと思っています。
 「老年力 老境こそ第二の人生」三浦 朱門 著を読みました。私の人生とも関わることもあり興味あるところもあり本を参考に少し書いてみます。

 老年力に「第一の人生の切れ目を40歳頃には知るようになる」とあるとありました。
 私は大学を卒業してある清涼飲料水製造業に就職し、品質管理の仕事をしていて、29歳で地元の市役所(福岡市)に転職しました。年齢的にラストチャンスでした。衛生管理職は10名の採用に80人応募がありました。その年はマグロの水銀騒動や下水処理場の開設で水質検査員の等衛生管理職を必要とする事業が増えたため、追加募集が行われたのです。定期採用と合わせると同期入庁が25名となっていました。運が良かったわけです。
 役所は大体入庁年次に従い昇進していきます。年次構成は同期が25名、前後にも10名以上と大きく膨らんでいますので、当たり前ですが昇進ポストが不足します。40歳近くになると相当の努力をしても、課長止まりと読めます。先が見えてきて、60歳までの役所で勝負をするか、退職後の人生を含めての人生80年に勝負をかけるかを考えていました。酒、マージャン、ゴルフと上司に仕える「相当の努力」がくだらないと思えてきました。退職した先輩方を見ていると、部長以上ならまだしも課長程度ならあまり恵まれてないのです。人生は退職後も長いのです。最後位自分で選択した道を歩こうと思いました。
 役所は年金支給開始の一応65歳までは仕事を斡旋してくれます。しかし、気に入った仕事は皆無の状態です。退職後何が出来るか。取り合えずスキルを磨いていこうと思い役所の外に目を向けていきました。
 保健所に勤めていたこともあり、仲間と一緒にエイズの赤ちゃんにベビーキルトを贈る運動の「ABCキルトJAPAN」の事務局長となりました。毎年のようにタイ等の東南アジアを中心にキルトを持って訪問していました。フリーで外国旅行すると視野が広がります。外国との関係ができると、通信手段としてEメールやインターネットが必要となります。
 日本財団から「NPOの活動を発信するためインターネットが必要」という名目で補助金がでました。当時、パソコンからホームページを立ち上げる為の良いソフトもなく、自力で1ヶ月以上かかってABCキルトのホームページを上げました。1991年ですから、NPO団体としたらすごく早いほうでした。
 私のパソコン暦はNECのPC-8001mkIIが最初です。白黒モニターでフロッピーは5インチでした、漢字が打てるようになったころの最初の機種です。高価でした。パソコン通信をはじめて、NIFTYの会議室に出入りして、時々書き込みもしていました。当時はオフ会と言って飲み会もあっていました。そこでパソコンからFAXを送る方法を教わりました。
 保健所の食品係りの業務として、年間50回位、食品衛生講習会を料飲組合単位で行います。私は積極的に講師を務めました。この食品衛生講習会が良いのは受講者が違うので毎回同じことを話しても良いし、少し変えて工夫しても良いのです。以前は課長、係長が講師を勤めていましたが、講師を嫌がる課長が増えてきて、新人にさせようとする傾向がありました。しかし、テキストの丸読みの講義では聞くほうはせっかくの貴重な1時間の時間が無駄になります。そこでなるべく私が行いました。退職するまでの数年間、年間30回以上行っていました。このスキルも役にたちました。 
 1995年に「総合衛生管理製造過程」としてHACCPの承認制度が導入され、保健所の食品衛生監視員が研修を受けて審査することになりました。私も参加しました。その頃、民間でもHACCPに注目があつまり、福岡で行政と飲食業、設備、機器業者と集まって異業種交流会を開催されましたのでそれにも参加しました。さらには、「健康生きがい作りアドバイザーやシニアライフアドバイザーの資格を取るとともに、その地域団体にも参加しました。役所の仕事以外に多くのことにチャレンジしたことが何らかの形で今日の仕事に役立っています。
 食品衛生コンサルタントの道を選んだのは、1997年にサルモネラ食中毒事件が管内で多く発生しました。原因食は卵とじやケーキ類、従業員からの2次汚染、調理場内での2次汚染でした。サルモネラ・エンテリティディス菌(SE菌)ですから、鶏卵が絡んでいます。それなりに清潔できちんとした店から発生しています。サルモネラ・エンテリティディス食中毒というはわかるが、どうして起こるのかよくわからない。どうも鶏卵が原因らしいが、どこの養鶏場の卵か分からない。何を気を付けたら良いのか、どうしたら食中毒を防げるのかどうも分からない。食中毒予防の三原則は守っている。従来の衛生管理はしているつもりだが、それだけで大丈夫だろうか。大変心配していました。どうしたらよいのかと電話がじゃんじゃんかかってくる。「何とかしなくちゃ」というせっぱ詰まった状況でした。食中毒を防ぐには「リスクを知らせる」ことだと気づき。管内の卵を多く使う業者に月2回FAXで情報を送りました。
 タイムリーであったので喜ばれました。そして、なによりその後の効果が実感できました。管内だけでなく、福岡市全域でサルモネラだけでなく食中毒が減りましたし、FAXの送付先から感謝されました。
 これで定年後の生き方が決まったと思いました。将来必要となるスキルを高め、現役のときから予め準備しておけば自分自身で生き方を決める事ができます。
 次回はこれからどう生きていくかを書いてみます。1つのヒントは電子書籍だと思います。コストがかからず、売れゆきも心配せず、料金の回収もしてくれます。

 「食中毒を防ぐ4」を発行しました。今回は食品衛生管理の基礎として、
 食中毒予防の3原則は不十分
 従事者教育の勧め
温度管理が重要です
細菌についての知識
その他の衛生管理

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